ワインに関する事件(その1)
ワインに関する事件のひとつに、ジエチレングリコール混入事件
があります。
輸入されたワインにジエチレングリコールが含まれていたと
いうものですが、これをワインに混ぜると高級な甘口ワインの
ような味をかもし出すため、ワインに関する事件となりました。
昭和60年東京都でのことです、エチレングリコールは不凍液のほか、
ブレーキ液、潤滑剤、インキ、織物の柔軟剤、コルクの可塑剤、
接着剤、紙、包装材料、塗料などに使われていますが、
人間に対する経口致死量は1~2g/kg と推定されます。
中毒症状は吐き気、嘔吐、頭痛、下痢、腹痛で、最終的に
腎臓を冒すほかにも、中枢神経系の抑制、肝中心小葉の
水腫変性、肺水腫、心膜の出血、脳軟膜の静脈の膨張を
起こすことが知られております。ワインに関する恐ろしい事件でした。