ワインに関する事件(その3)
2002年に株式会社ミレジムがワイン研究者の堀賢一を
名誉毀損で東京地裁に提訴しました。
これはマデイラワイン熟成年数誇大広告事件と呼ばれ、
ワインに関する事件の三つ目です。
株式会社ミレジムが「間違いなく100年以上前のもの」
と宣伝し輸入販売していた「ジャスティノ社テランテス・オールド・リザーヴ」
というマデイラワインについて、堀氏が『ワインの自由』という
コラムの中で「海外では同じものが10年ものとして販売されている」
と書いたことが、このワインに関する事件の始まりです。
2004年、裁判所では、「堀氏の記事は真実」
「原告はこのワインが19世紀に醸造されたものだと宣伝しているが、
根拠がない」とミレジム社の請求を棄却した。
このワインに関する事件は、製造年月日が重要視されるがゆえに
発生したのです。