オーストリアのワイン
オーストリアがドイツ語圏である事から、オーストリアのワインも
ドイツに似た甘味のある物が主体と考えられがちですが、
実際には貴腐ワインやアイスワインといったごく一部を除き、
殆どが辛口です。
ブドウの産地は地理的に南の地方が多いですが、
1985年に発覚した「ジエチレングリコール混入事件」を機に、
輸出市場は一度、壊滅的打撃を受けました。
その結果、オーストリアのワインは、世界一とも評される
厳密な規制が設けられたため、品質が急激に向上したのです。
日本への輸出もここ数年大きく拡大しており、
オーストリアのワインのうち、栽培面積の三分の一を占める
グリューナー・フェルトリナー種は有名ですが、
質的にはリースリングも重要です。
また、最近では赤ワインの醸造水準の向上にも
目覚ましい発展が見られます。